魔女こいにっき 体験版

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prpr・・・これはシリアス系雰囲気ゲー!!(多分)

テンプレ的可愛さアピール偽装したガチ雰囲気ゲー。正直体験版やった限りでは少なくともカワイイのはわかんだけど他はよくわかんねぇな、ってところです(小並感)。

ヒロインのありすの視点を主にしてゲームは進行します。ヴァルプルギス的な夜に空から降ってきた明らかにヤバ気な日記をホイホイ持ち帰ってしまったありすが読むことで、日記に書かれた桜井たくみ君だかジャバウォックだか言うドコのドナタか知らない人物の日々を追体験していきます(多分この人が主人公的なキャラクターですね)。散らばってしまった日記の断片をありすが魔女っ子モードになって探索し、日記の空白部分を補完するというのが基本的な物語の流れになりそうです。
よくある感じですが特異なのは日記に記されているのがありすの周辺人物の事柄だったりするのですが、書かれていることは当人たちに聞いても身に覚えがないことでしょうか。フツーに考えてこの日記は二周目世界に出現した一周目世界の記録アイテムですね。
魔法少女契約も体験版のラストで行われるんですが、ポルナレフもビックリの超スピードで使い魔的クリーチャーが唐突に出現し「ボクと契約して(略)」となり、流されて断片回収になります。ありすは何となく日記を読み続けたい様子ですが、ぶっちゃけ日記を完成させちゃいけない闇の書的な香りがプンプンします。ありすちゃんの明日はどっちだ!?

プレイした感覚としてはシリアスな面が結構多く、美少女キャッキャウフフだけでないのでダレずに読み進められました。キャラクターの行動がやや衝動的な感じもしますが、ゲーム独特の雰囲気であまり気になりません。
意外な掘り出し物で(とは言えライターさんが有名なので知っている人はチェック済みでしょうが)先の読んでみたくなるような内容に仕上がっていました。
また、ストーリー的にも難しくなりすぎず、最低でもプレイしてプラスの印象が明確に抱けるくらいの難易度と完成度はありそうなのも好印象です。
あとシスターと先生がエロカワイイ

五月のリリースタイトルですと、他の雰囲気ゲーは「ギャングスタ・アルカディア」と「CHILD OF LIGHT」あたりでしょうが、それぞれ続編とジャンル違いということで五月に完全新作の雰囲気ゲーがエロゲでやりたいといった場合には最有力候補でしょう。