魔女こいにっき 体験版 第二弾

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短いながらも主人公視点でプレイできる体験版第二弾が公開。俺が零ちゃんのお兄ちゃんだ!!

前回の体験版ではメインヒロインっぽいありすちゃんが入手したヤバ気アイテム《魔女こいにっき》の中でしか登場しなかった我らが主人公の桜井たくみ君がようやく登場です。一方ありすちゃんは不登場。ど、どういうことだってばよ……!?

今回公開されたものだけプレイすると前回の不思議感は薄く、すごく普通のシナリオゲーに思えるのではないでしょうか。また、前回の体験版でも感じましたが今回も零ちゃんが優遇されてました。金髪ツーサイドアップのツンデレロリとか最高です。ありがとう!

今回はたくみ君が(案の定)記憶喪失の状態から覚醒するところからスタートします。主人公補正で美少女セレブ姉妹に保護された上に住処と学生の身分まで頂いてしまいます。
ここでの時計坂姉妹ちゃんズは、前回体験版のありす視点とも魔女こいにっき内で綴られたたくみ君の主観とも微妙に違う立ち位置っぽいです。現状、[ありすちゃんが魔法少女になるバージョン][ジャバウォックの18禁バージョン in 魔女こいにっき][たくみ君が記憶喪失になってるバージョン]の最低三つのワールドがあるっぽいです。鍵を握ってるのは多分崑崙ちゃんだけどようわからんです。
今回の姉妹ちゃんズは所在不明になった魔導書の魔女こいにっきを探しているようです。世話になっているたくみ君は人手が足りないとのことで協力することになりますが、探索早々にマジでお前がメッセンジャーなのかよってレベルの意外な人物からアッサリ魔女こいにっきの所在と執筆者のことを伝えられ、失われた記憶の手がかりを得る……って内容が体験版では楽しめます。

今回の体験版が前回に比べて短いというのもあるかもですが、プレイしていてすらすら話が進んでいく印象が強いです。前回も魔女こいにっき入手や魔法少女契約も一瞬で済んでましたが、今回も余計な説明とか問答省いてイベントが進んでいきました。ぼくはなんちゃってロジックで長々説明されても突っ込みどころがあると一気に熱が冷めてしまうので、こういう「まー、細かいことは気にすんな」的なスタンス結構好きです。前の感想でも書きましたが、作品全体に不思議と説明不足とか唐突さを許せる空気が漂っています。

相変わらずどういう物語になっていくのか予想がつかないタイトルなのですが、ふたつの体験版をやってかなりお気に入りになっています。ストーリーもですがキャラもイイカンジで期待大です。先生とか零ちゃんとか超困らせたい。ドゥフフ